動き
動きは、ものがそれぞれ持っているものだと思います。付喪神とか、魂みたいなものに近い?
厳密に言えば、ずっと読んでいない本棚の本も、地球と一緒に宇宙の中を動いています。でも、自分にとって大事なのは、そういう物理的な動きよりも、目の前のものを見て「動いたらこうなりそうだな」と感じることです。
形を見ていると、そこに引力や斥力のようなものが宿っていて、どちらへ、どんなふうに動きそうかが浮かんできます。動かないものとして設計しても、「いや、動くでしょ」と思う。それで動きを扱う方に進んだのかもしれないなと思っています。